【韓国映画】カーセンター(整備工場)あらすじと結末まとめ!故意に車をパンクさせて儲けた夫婦の末路とは?【考察】

こんばんは!

Tick Tockで話題の2019年公開 韓国映画「カーセンター(整備工場)」

について、内容が気になったので調べてみました!

映画 カーセンター あらすじ 【起】

流行らない国道沿いのカーセンターを経営しているジェグとスンヨン夫婦。
夫婦は、電気代が払えないほど経済的に貧しい生活をしていました。

ある日、パンク修理のためにやって来る客が増え、
その原因が近くの工事現場を行ったり来たりするトラックから落ちる金属のかけらのせいであるということを知ります。
それを知ったジェグは悪知恵を働かせ、
わざと金属片を自作し、車をパンクさせることを思いつきます。

映画 カーセンター あらすじ 【承】

夜中に金属片を撒きにいくジェグ

ある日、妻のスンヨンは、ジェグが夜に金属片を道路に撒いているのを目撃し、
ジェグを止めようとします。

ジェグは、食べて生きるのに精いっぱいなこと、
周りの人間たちが不正ばかりしていることを理由に、
スンヨンを説得します。

結果、スンヨンは、夫の不正を黙認します。

スンヨンは、TVショッピングで素敵な服をみて、欲しくなります。
電話で注文をしますが、お金がないために、注文とキャンセルを繰り返したことで、
ブラックリストに載ってしまいました。

翌日からジェグが置いた金属片を踏んでパンクした車が次々とやって来て店は大繁盛する。
ジェグは大儲けをし、夫婦は優雅な生活を送るようになっていました。
金庫に大金を積み上げ、レストランで豪華なディナーを楽しむ二人。

映画 カーセンター あらすじ 【転】

ある日、リゾート事業の女社長が車をパンクさせて修理にきます。
ジェグは、高額な料金をふっかけますが、女社長が高すぎると拒否します。
妻のスンヨンは、夫のジェグを諌め、修理をさせます。
修理を待っている間、
スンヨンは女社長にお茶を出しました。
スンヨンは、苦労を知らない女社長の、白く美しい二の腕をみて、みじめな気分になります。
スンヨンは、内職でマスコット人形を作っていました。
女社長は、スンヨンの内職の報酬が幾らなのか尋ねました。
スンヨンは、1個作ると5ウォンだと答えました。
女社長は、スンヨンを哀れに思ったのか、マスコット人形を1つとり、
スンヨンに1万ウォンを渡しました。
スンヨンは、女社長に侮辱されたと感じます。

ジェグは、修理後に現金で修理代金を支払うよう言い渡します。
女社長は、現金がないのでカード払いしたいと言いますが、
スンヨンも現れ、ジェグと一緒になって女社長に現金で料金を支払うよう言います。
女社長は、「そんなことをするから、いつまでも貧乏なのだ」と言い捨て、後部座席にあった金庫から現金を取り出して料金を支払い、去りました。
女社長の後部座席にあった現金は、賄賂として渡すために準備したお金でした。

その日から、スンヨンは、ジェグに協力し始めます。
むしろ、ジェグよりもスンヨンのほうが積極的に金属片を撒くようになります。
スンヨンは、儲けたお金で髪にパーマをし、綺麗な服を着るようになりました。

映画 カーセンター あらすじ 【結】

ライバルの整備工場の文社長は、
工場の作業員から、ジェグの店が繁盛していることを知ります。
ジェグの店だけが繁盛していることを不審に思った文社長は、調査を始めます。
夜中に道路を見張っていたところ、
夜中にスンヨンが道路に釘を打っているところを目撃しました。
ジェグ夫婦が不正をしていることを知った文社長は、
それを理由に妻のスンヨンを脅迫し、不倫をせまります。

スンヨンは、カーセンターの売上が以前に戻ってしまったら、
再び、5ウォンでマスコット人形作りの内職をして生計を立てていかなくてはいけないと考え、
深い不安に陥ります。

スンヨンは、秘密を守るために、文社長と体の関係になります。
スンヨンは文社長との性的関係を維持することで秘密を維持しようとしたのでした。

その頃、ジェグは、自分が打った釘のせいで自動車事故が起き、
自分が頻繁に通っていたお店の幼い子供が事故に遭い亡くなったことを知ります。
ジェグは、悲しむ家族を見ることができませんでした。

夫のジェグがショックを受けているところに、
文社長が通りがかります。
文社長の言葉により、ジェグは、文社長とスンヨンが性的関係になっていることに気が付きます。

ジェグは、衝動的に家に帰り、
クローゼットの中にあった現金箱を外に持ち出そうとしました。
それを、スンヨンが止め、二人は激しく喧嘩します。
ジェグは現金を全て燃やそうとしますが、
スンヨンが必死に止めます。

ジェグは、外に飛び出して、これまで打ち込んだ道路の釘を抜こうとしました。
しかし、撃ち込まれた釘の数が多すぎたため、手で抜くこともできません。
ジェグは、周りを見渡して、泣くのでした。

ジェグは、良心を売って手に入れたお金を捨てることに決めました。
ラストシーンでは、ジェグがカーセンターを破壊するために運転する場面で終わります。
そのとき、何も知らないスンヨンだけが、化粧をして出かける準備をしているのでした。

映画 カーセンター 感想と考察

虚しい結末を迎えました。

結局、ジェグにとっては、お金よりスンヨンが大事だったということです。
しかし、スンヨンは、ジェグよりもお金が大事だった、

というのが結末でした。

人間の良心というものについて考えさせられる作品でしたね。

妻のスンヨンは、

最初は不正をした夫のことを止めようとするんですよね。

ですが、女社長に侮辱されたことをきっかけに、

人が変わっていきます。

この女社長がスンヨン達の元に来たのも、

元はといえばジェグが金属片を撒いたからです。

そういう意味では、

全ての発端は、ジェグの悪知恵だったともいえます。

最初は、

妻によい思いをさせたいと思って始めた不法行為でしたが、

最後には、一番大事な妻を失ってしまいました。

とても皮肉ですね。

奥さんを幸せにしたかったとしても、

正当な手段であるべきだった。

というメッセ―ジを感じました。

韓国映画「カーセンター」の配信サイトは?

カーセンターを配信しているサイトを探しましたが、

現時点で、ありませんでした。

よい映画だと思うので、配信をしてほしいですね。

カーセンターのキャスト

ジェグ…パク・ヨンウ
スンヨン…チョ・ウンジ

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